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管理会社変更について、このような情報を載せているサイトです

手数料の負担先

新しい管理会社を選ぶ際は、経費の負担がどうなっているのかを確認しましょう。

たとえば管理員室の水道光熱費、これは会社が払うのかそれとも管理組合なのか。
電話代はどうなのか。全額組合の負担なのか、それとも基本料だけでいいのか。

その他、資料作成のコピー代や清掃用具などの消耗品、蛍光灯の交換等々・・挙げていけばけっこうあります。

これらの費用は決してバカになりません。 たとえば30ページの資料を会社が作成し、100戸のマンションに全戸配布するとなったら、30×100で3000ページ。 1枚のコピー代を10円としても3万円かかる計算です。

中には1枚30円としている会社もあると聞きます。
委託費が安いと喜んでいたら意外な落とし穴が・・とならないよう事前に契約書をチェックです。

一般にはコピー代や電話代、電球などの備品は管理組合が負担し、その他清掃用具などの消耗品は会社負担とすることが多いようです。

そしてもう1点、管理会社に支払う委託費の振込手数料についても、負担先がどちらなのかを確かめましょう。 これはたいていの場合契約書に記されていないので注意が必要です。

多くの場合、管理組合がまとめて負担する形となっているのですが、中には会社がもつところ、 あるいは(少数ですが)組合員に個別に負担させるところもあります。 管理組合がそれまでのやり方を当たり前だと思っていると、新しい管理会社と揉めかねません。

経費の代表的なものを挙げていきましょう。↓

1.管理員室の電気料

通常はマンション側の負担です。
契約書にも明記されているでしょう。

2.管理員室の電話料

マンション側の負担とされていることが多いですが、基本料は管理会社が負担するというケースもあります。 いずれにせよ契約書に明記されていることでしょう。

3.什器備品類

机やロッカーなどです。
マンション側負担と明記されていることが多いです。

4.日常清掃用具

マンション側負担と明記されていることが多いです。
契約の性質は請負に近いのですから、道具は管理会社に用意してもらいたいところではあるのですが。

5.消耗品

洗剤や文房具などです。
マンション側負担と明記されていることが多いです。

6.宅建業者への重要事項説明及び規約提供

宅建業者が実費負担するケースが多いですが、
契約書には明記されていないかもしれません。

7.ワープロによる資料作成代

これも契約書には明記されていないことが多いです。
管理会社が負担するのが普通ですが、中にはワープロ代として請求する管理会社もあります。

8.管理費等引き落とし手数料

全戸分毎月なので馬鹿になりません。ふつうはマンション側の負担。
契約書に明記されていないことが多いです。

9.長期修繕計画作成費

委託費の範囲でやってくれる会社もありますが、別料金にしているところもあります。
問題は、別料金のばあいに、具体的にいくらかかるのか契約書に記されていないことです。

10.緊急業務出張費

マンション側の負担となることが多いですが、金額が明記されていません。
技術料や交換材料代はそのつど変わるものなので仕方ありませんが、出張費は一律にして提示すべきだと思います。

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