まとめ コンサルタント方式の大規模修繕とは
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ということでおめでとうございます。これにて今回の大規模修繕は終了です。
コンサル方式(設計監理方式)の大規模修繕、いかがでしたか?
最後に改めてこの方式のメリット・デメリットをまとめます。
【メリット】
- 最も中立的な立場で建物の診断や工事の設計ができる。
- 施工業者を選ぶ際に専門家のアドバイスを受けられる。
- 業者の選定には競争原理が働くので、(管理会社お任せ方式に比べ)安く収まる。
- 第3者によるチェックが働くので、手抜き工事を防ぎやすい。
【デメリット】
- コンサルに払うお金が余計にかかるので、工事業者お任せ方式に比べると高くつく。
- 良いコンサルタントを選ぶのが難しい。悪い専門家につかまるとメチャクチャにかき回されてしまう。
- 工事完了後に何か不具合が起きたときの責任の行方がはっきりしない。 コンサルの設計による不具合なのか、施工業者のミスなのか、マンション住人は誰に修理を頼めばいいのかわかりにくい。
- 3-1. まずはパートナーを選ぶところから
- 3-2. 信頼できるパートナーの選び方
- 3-3. 建物診断をしよう
- 3-4. 設計をしよう
- 3-5. 業者を選ぼう
- 3-6. 見積りを取ろう
- 3-7. 総会決議を採ろう
- 3-8. 説明会を開催しよう
- 3-9. 工事の開始
- 3-10. 工事を終えて
- 3-11. コンサル方式のまとめ ←Now
「コンサル方式」以外の進め方
「コンサル方式」以外の大規模修繕の進め方、 すなわち「管理会社お任せ方式」、「工事業者お任せ方式」の具体的な流れもご紹介します。 (もしまだであれば)ぜひ併せてお読みください。
内容的に今回と重なる部分が多々ありますが、復習のつもりで読み進めてもらえればと思います。