大規模修繕のパートナーを選ぼう
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さて、大規模修繕を行うことになりました。
修繕委員会も結成しました。
しました。
ここで管理組合は1つの決断をしなければならない。
マンションの未来を左右する大きな決断になる。
おどかすね。いったい何さ?
すなわち、大規模修繕のパートナーに誰を選ぶかを決めなければならないのだ。
んん・・どういうこと?
あのね、マンション改修には大きく分けて3つの段階があるのね。
「しんだん」→「設計」→「工事」の3段階。↓
「しんだん」→「設計」→「工事」。
この3つの流れをまずはよ~く頭に叩き込んでくれたまへ。
はい、叩き込みました。
でね、その3つの工程、まさか管理組合が自分でやるわけにもいかないじゃないか。 専門の業者に任せないといけない。
当たり前だ。
でもどの工程をだれに任せるか、パートナーの選び方にいろいろな選択肢があるんだよ。
と言いますと?
例えば3つの工程をまとめて管理会社に任せたっていいよね。 あるいは「しんだん」と「設計」だけ管理会社に任せて、工事は管理組合が選んだ別の業者に任せるパターンもある。 コンサルを起用するのもアリだ。
どれも同じようなもんでしょ?
い~や。パートナーの選び方1つで今後の大規模修繕の進め方も、工事の品質も、そして払うお金だって全く違ってくるのだ。
なんてこった。めんどくさそうだな。
それぞれの工程をだれに任せるか、とりあえず代表的なパターンを3つ挙げとこう。
それぞれの特徴、メリット・デメリットを、次のページ以降で見ていくことにしましょう。
まずは「管理会社お任せ方式」からです。
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