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大規模修繕について、このような情報を載せているサイトです

足場解体後のチェック

外回りの改修を終えたら足場を解体。
イダケンはすぐに3つの点を確認検査します。

1つはつなぎの跡がきちんと補修されているか。
下の写真はつなぎの跡の補修忘れ箇所です。↓
つなぎあと補修忘れ

↑タイルが剥がされているのがわかります。 足場があった時はここに「つなぎ」と呼ばれる金具を取り付け、足場と建物を固定していました。

足場解体後は当然、このつなぎ跡を補修しタイルを元に戻しておかなければいけないのですが、業者が忘れることがしばしばあります。 このマンションでも一箇所補修忘れが見つかったので、イダケンが指摘し、手直しを要請しました。

チェック2点目は、足場解体時にぶつけたり傷をつけたりした箇所がないかです。
せっかく大規模修繕で綺麗にしても、後から傷をつけてしまっては意味がありません。

幸いこの現場ではそうした箇所はありませんでした。

チェック3点目は植栽の検査です。
足場を組んだことが原因で枯れてしまった植栽がないか確かめます。

写真の植栽を見てください。茶色く枯れてしまったところがあるのがわかります。↓
これは足場の陰に長時間置かれたことが原因です。
足場下で枯れた植栽

この現場では、見積りに枯れ木保証が含まれているので、枯れた植栽については施工会社負担で植え替えしてもらうことになります。

重要なのは足場の解体後、速やかに検査することです。
時間が経過してから植栽が枯れているのに気付いても、はたして工事が原因だったのかわからなくなってしまうからです。

また、枯れたからと言ってすぐに植え枯れば良いというわけではなく、植え替えには最適な時期があります。 せっかく植え替えしても適さない時期だとすぐに枯れてしまいます。

植え替えが引渡し後の作業になる場合は、完了書面に未済工事としていつ実施するのか明記する必要があります。

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